この記事では、中3の夏から受験勉強を始めても手遅れなのか?についてまとめています。
結論から言うと、中3の夏から勉強を始めて志望校に合格するには、効率良く進めることが大切です。
中3からの受験勉強が遅いと言われる理由や中3夏からの勉強方法も合わせて紹介しますので、ぜひ参考にしてみて下さいね。
中3の夏から受験勉強を始めても手遅れではないけど‥
中3の夏からの高校受験勉強は、全員が手遅れだとは言いません。
ですが、かなりの努力が必要になる可能性が高いでしょう。
中3の夏から本格的に受験勉強を始めると言うことは、すでに勉強をスタートしている子よりも遅れを取っているんです。
中3の夏休みの間に遅れを取り戻すつもりで、本気で勉強していく覚悟が必要です。
部活を引退してから受験モードに入る中学3年生は多く、中3の塾の夏期講習に駆け込むお子さんも多いです。
志望校に入れるように、効率の良い勉強方法を選ぶことが大事なんですね。
中3の夏から勉強しても遅いと言われる理由
中3夏からだと遅い理由①:内申点の期間が過ぎている場合がある
高校受験に関しては、中学校の内申点も関わってきます。
どの時期の内申点が受験に関係するかは都道府県によっても変わります。
中3の1・2学期が対象の高校もあれば、中2の3学期から中3の2学期までが対象になる高校もあるんですね。
もし中2までの内申点が使われる場合は、中3の夏だと間に合っていないんです‥。
高校受験を推薦入試で受ける場合だと、内申点は特に大切です。
後悔しないためにも、どの時期の内申点が高校受験に関与するかは、あらかじめ知っておきましょう。
中3夏からだと遅い理由②:中2までの基礎ができていないと追いつくのが難しい
中3の時点で2年生までの学習内容を理解していない場合、勉強をやり直す必要があります。
この1~2年の学習のやり直しには、かなりの時間がかかるんです。
受験には、中学3年間の学習が総合的に関わった問題が出題されます。
まず基礎ができていないと、過去問をすることもできません。
また、中3では通常の授業に加えて受験勉強も同時進行しなくてはいけません。
中1~2年までの範囲を復習する時間がないことも、中3からだと受験勉強を始めるのでは遅い、と言われる理由なんです。
中3夏からだと遅い理由③:定期テストと受験対策を同時進行しないといけない
中学3年生では、普段の定期テストと受験勉強を並行して行う必要があります。
中3の秋の定期テストの点数が内申点に影響する場合、手は抜けません。
ですが中3の夏からは基礎固めと苦手分野の克服が最優先課題です。
受験勉強と定期テスト対策を同時にすることは、かなりハードになってきます。
中1~2年生までの基礎固めや苦手科目対策をしていれば、中3からの負担は軽くなるでしょう。
中3の夏からでも勉強が間に合う子の特徴
- 普段から自分で勉強している
- 学校の成績が良い
- 基礎ができている
中3の夏から志望校の受験に間に合う子は、普段から勉強している子が多いんです。
つまり、学習の土台ができている状態で中3の夏に突入しているんですね。
また学校の成績が良くいつも上位に入っている子は、内申点もそれなりに取っている事が多いです。
必要な内申点をすでに取れている場合、中3の夏で足りない‥と言う心配も少ないでしょう。
普段から勉強している子は、たとえ塾に入っていなくても後から伸びる可能性が高いです。
中3の夏期講習から塾に入って成績が伸びる子は、元々勉強をしていた上にプロの指導が入るからなんですね。
中3の夏からでも間に合う勉強方法
勉強方法①:中1・2の学習内容の苦手部分を洗い出す
まずは中学1~2年までの学習範囲内で、苦手な部分を洗い出しましょう。
数学が苦手、と言ったざっくりしたものではなく、数学のどの部分が苦手なのか?まで知っておく必要があります。
どの部分が苦手なのか分からない場合は、学校で受けた模試を見返したり、一度総復習の問題集などをやってみると良いでしょう。
「高校入試 総復習 数学」などで検索すれば、該当の問題集が分かりますよ♪
▼こんなの▼ 1.2年の数学総復習問題集
勉強方法②:効率よく受験勉強するための計画を立てる
苦手分野が分かったら、学習の計画を立てましょう。
中3の夏からだともう半年ほどしか受験までの時間はありません。
弱点克服の学習計画に加えて、秋からは過去問にも取り組む必要があります。
あとどれぐらいの時間が残されているか、紙に書いて目につく所に貼っておくと良いでしょう。
苦手の克服には、なぜ間違えたかの確認と復習が大切です。
自力で勉強する場合は、弱点部分の問題集を何度も解きましょう。
自分で学習計画を立てるのが大変なら、塾や家庭教師も検討して
中3の夏からの短期間で、自学で合格まで持っていくのはかなり大変です。
お金はかかりますが、やはり塾や家庭教師と言う受験のプロにサポートしてもらうのが一番効率的なんですね。
中3の夏期講習は最後のチャンスと言っても良いでしょう。
どの塾が合っているかは授業を受けてみないと分かりませんので、積極的に体験授業に行ってみて下さい。
また、特に勉強が遅れている場合、集団塾だと難しいかもしれません。
集団塾は一人ひとりのペースに合わせてはくれないので、勉強に遅れがある場合は、個別塾か家庭教師のほうが向いているでしょう。
近くに個別塾がない、家庭教師は料金がちょっと‥と言う場合は、オンライン塾も検討してみてください。
学校が臨時休校になっていた間に、オンライン塾もかなり充実しています。
オンライン個別塾でおすすめなのは、インターネット家庭教師の「Netty(ネッティー)」。
完全個別対応ですし、生徒のペースに合わせて1対1で勉強を進めてくれます。
オンライン家庭教師も体験授業があるので、どんどん活用しましょう!
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勉強方法③:中3の学習範囲はその日のうちに理解する
中3の学校での通常授業は、その都度定着させる事が大切です。
授業が合った日に復習して、分からない部分はすぐに解決するようにしましょう。
中3で習う範囲は、受験問題にも大きく関わります。
苦手にならないようにして行く事が大事なんですね。
中3の夏は手遅れなのか?のまとめ
この記事では、中3の夏からの受験勉強は手遅れなのか?についてまとめてきました。
正直なところ、中3の夏から勉強し始めて志望校に合格するには、効率良く受験勉強を進めることが大切です。
夏休みは苦手分野を克服するチャンスですので、塾や家庭教師を利用して効率よく勉強しましょう!
個別指導のほうが良い場合は、オンライン個別塾やオンライン家庭教師も活用すると良いですね。